文化・生活

インド人家庭にホームステイして感じた【カルチャーショック】

ジョードプルの街並み

こんにちは、さいの(@meranamerikohai)です。

私は大学院生1年目の秋、インドのジョードプル近郊でホームステイをしたことがあります。今でさえ、インドに何回も行き彼らの生活習慣で驚くことはなくなりましたが、当時は驚きの連続。

今回は、そんな普通のインド人と暮らしてみて驚いたことをまとめてみました!

【前提】ホームステイの場所・地域・期間

ジョードプルの町並み私がホームステイをしたのは2012年の10月〜12月の約2ヶ月半。

場所はラジャスタン州のジョードプル、観光都市としても有名な別名ブルーシティと呼ばれる街からバスで20分くらい離れた小さな街の家庭にお世話になりました。

さいの
さいの
ちなみに、ジョードプルはワンピースの舞台になったとも言われている街です!
時計台
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ジョードプルはインドの中でこの辺です。

ホームステイをした家庭は、父・母・娘・息子の4人家族+近くの学校に通う男子学生1人が住んでいました。彼らのカーストは1番上の司祭階級ブラフマンでした。

カーストでは1番上ですが、そこと経済的豊かさがリンクしているかと言うと、経済レベルでは中間層くらいなのかなという肌感です。年収とかは知らないので断言できないのですが、ちょっと外れの街で暮らしには困っていなくて、家にはエアコンとテレビが1台ずつあって最近車を新しく買って…みたいな、でも湯水を浴びるようにお金を使っているわけではないみたいな感じです。

佇む年配の男性
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ホームステイをした家庭の周りの写真です。この写真の右側の2階建ての家に暮らしていました。

ホームステイした家の周り家の2階には広いテラス(インド人の家には広いテラス多いです)、屋上もあり、1階にはホームステイ先の家族が、2階には2部屋あってそのうちの1部屋は私が、もう1部屋は同じくこの家にホームステイをしている男子学生が使っていました。

それでは、私がインド人の家庭で暮らしてみて感じたカルチャーショックを紹介していきます!

夕飯を食べた直後に就寝

夕飯写真は、実際に食べてたご飯です。

さいの
さいの
色は悪いしめちゃくちゃ辛いですが、とっても美味しいです!

彼らは、夕飯を食べた直後に就寝します。どういうことかというと、つまり夜ご飯を食べる時間がそもそも遅いんです。

ここらへん家庭にもよるのかなと思うのですが、私がホームステイしていたお家では、夜の22時とか結構ありました。

日によっては20時とかの時もありましたが、そういう日は、あ、夕飯早いな今日。と思ってました。

最初夜ご飯の時間の感覚とかもしらなかったので、NGOでの作業が終わって18時とかに帰宅してずっと待ちぼうけしてました。笑

そして、夜ご飯を食べるのが遅いので当然そのすぐ後に寝る。

それに気づいたのはある日、ごちそうさまでした〜って言って2階にあがって、家族に言い忘れたことがあって30分もしないうちに下の階に降りていったらもう真っ暗w

っていうことがありました。体によくない…笑

わたしとホームステイ仲間の男子学生は、食べた後すぐ寝るのはよくないという共感しあっていたのでよく2人で2階のテラスで食後のウォーキングしてました。

ゴミ箱がない

ゴミ箱ホームステイを始めてすぐに部屋の中にゴミ箱がないことに気が付きました。ホームステイ先の女の子に聞いてみました。

さいの
さいの
(手に捨てたい紙くずを持って)ねえ、これどこに捨てたらいい?ゴミ箱は?

と。そうしたら、女の子はそのゴミを私から奪い、テラスへてくてく。

ぽいっ

( ゚д゚)アッ

という間にテラスから外に捨ててしまいました。

ただ、彼らにはゴミをゴミ箱に捨てるという習慣がないので、どうしようもできません。

暮らしていく中で、これはどうしても慣れず、例えば切った爪などは外に捨てても問題ないと思っていましたが、プラスチックゴミは持参したビニール袋にためてたまったらお母さんにゴミを持っていってもらってました。

とは言っても近所の空き地は残念ながらこんなふうになっているので、それも意味がなかったとは思いますが。。

近所の空き地に溜まったゴミしかも、そのゴミを野良牛がパクパク食べてしまっているんです。。。

安くて便利なプラスチック製のものはインドの農村にも広がっていきますが、人々の意識やゴミの制度や仕組みなどはそれに対応しきれていないと感じます。

トイレットペーパーがない

トイレットペーパー

インドに行ったことのある多くの方がご存知だと思いますが、トイレットペーパーがない…

インドの間取りでは1つの部屋につき1つのシャワー・トイレが着いていることが多く、私の部屋もそうだったので自分専用だったのがせめてもの救いです。

そもそも、私がトイレットペーパーを持っているとホームステイ先の女の子が不思議そうな顔で「それ使うの?」と聞いてきました。

紙で拭く、という習慣がないんですね。

最初の頃は、日本から持ってきていたトイレットペーパーを使っていました。

でも、上で書いたようにゴミ箱がありません。

私は、使用済みのトイレットペーパーを外に捨てる勇気も、部屋に溜めておく勇気もありませんでした…

なので違う勇気を出してみました。

そう、左手をフル活用するという勇気です。

この勇気をだした結果、実はトイレットペーパーで拭くよりも、手で拭く方が逆に清潔なんじゃないかと思い始めました。

完全に水で流しますし、左手はトイレの後入念に石鹸で洗うようになりましたし、とてもすがすがしい気持ちになります!

とゆうことで田舎に行く方はこちらも心構えをしておいた方がよいかと思います。

シャワーは基本水

滝で水に打たれる修行

インドにも、砂漠があるのをご存知ですか?インド北西部からパキスタン東部にかけてタール砂漠が広がっており西方にはインダス文明で有名なインダス側が流れています。

私がホームステイをしていた地域は、そのタール砂漠の端に位置するジョードプル。12月こそ寒くなるものの、10月11月などはまだまだ暑い盛りです。

なので、冬以外シャワーは基本水です。

ギザもありません。

さいの
さいの
ギザとは、インドでホットシャワーを浴びるためにある湯沸かし器のことです。

暑いので夏は水でシャワーを浴びるので全然構わないのですが、冬になるとさすがに水シャワーは修行です。

一応、インド人も同じ感覚なので冬になるとお湯で入浴できるようになります。

ギザがない中でどうやってお湯が出せるのか?というと…

まず、でかいバケツ(多分18Lとかのやつかな?)に1回の入浴で使う分の水を溜めます。

そこにコンセントにつないで温めておいた鉄の棒みたいなのを浸けるんです。

さいの
さいの
きっと絶対伝わってない!!!んだけどうまく説明できない…

それで水がその鉄の棒で温められて、お湯になっていくのを待ちます。

原理としては、水に石焼きを入れてお湯にするみたいなのと一緒ですね!

これは初めてで面白かったです。

てか、夏でもそれ出してほしかったwそこの感覚はインド人と違いましたね。

飲み水は水壺に保存

水壺この写真は、農村の方でとったものですが街でもこのような水壺を使っていました

あっついあつい地域なのに基本常温で何日もそれを保存します。飲む分だけボトルに入れて冷蔵庫に入れています。

この水壺に入れる水はどこからやってくるかというと、下の写真のような飲料水を供給する車が街にやってくるのでそこから注ぎます。

給水車この給水車、面白くって揺れるたびにじゃぷじゃぷ水こぼしながら走っていました。ちなみに下のツイート、注目してほしいのは4つ目のポチ「給水源から各家庭や工場などユーザーに届くまでの漏水率が約40%」ってところで。


記事中では水道に限って言っていることかもしれませんが、給水車をみればここの漏水率もヤバそうと思います。

ところで、余談。

ホームステイ中、平日は近くのNGOのオフィスに通っていたので毎日その水を透明な水筒に入れて持っていっていました。

ある日、自分の机の上の水筒をじーっと眺めていると(サボっていたわけではありません笑)なにか水の中で動く気配を感じた私はさらにじーっと見つめました。

すると…

得体のしれないちいーーーーさな魚みたいなものが泳いでいたのです。。。

えっwwwww

と思って、さすがにそれからなるべく家の水は避けて外でペットボトル買うようにしましたけど。。

いやー、驚きの体験でした。

おんなじような体験したことある人いるかなあ、、と思って検索してみましたがパット見出てこないですね…笑

ちなみに体に異常はなく無事でした。

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生理中はキッチンに入れない

台所に立つ男性Photo by Christopher Johnson on Unsplash

いつも朝食も夕食もホームステイ先のお母さんが作ってくれていたのですが、ある日知らない女の人が台所に立っていました

そして、お母さんは台所の外側に椅子を置いて女性が料理を作る様子を見ていました。

「何なんだろう?」と思ったらどうやら生理期間だったようなのです。

他の多くの国でも感覚としてあるようにヒンドゥー教では、血は不浄なものとされます。生理期間中の女性は料理を作ることも、台所に立つことも良しとされない文化が残っています。

都市の事情がわからないのですが、この地域ではそうでした。外国人かどうか等も関係なく、私も生理中は台所に入ることができませんでした。

と、インドでは未だに生理中の女性は不浄な存在として扱われることがありますが、一方ではこんな取り組みもされており社会の変化に期待です。

まとめ

以上、私がインド人家庭でホームステイをした際に驚いた経験をまとめてみました。

間違いなく言えることは、それが地方であればあるほどカルチャーショックが大きそうだなということです。

これからインドでホームステイするよ!なんていう方は(あんまりいないと思いますが笑)心構えとして参考にしていただけたらと思います!