インドは危険?3万ルピーぼったくられた体験から学んだこと

ろうそくと暗がり

こんにちは、さいの(@meranamerikohai)です。

タイトルの通り、私は大学3年で初めてインドに行った時に着いた初日に3万ルピーをぼったくられました。

これからインドへ旅に行こうとしている人、ぼったくられない準備はできていますか?

今回は、私が3万ルピーをぼったくられた体験から学んだことを書いていきたいと思います。

インドは危険なところ?

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旅をしている中で各都市でバッカパッカーと会えば、騙されただのぼったくられただのという話は耳にタコができるほど。

元々旅人のそんな話が多かったせいか、インドに行ったことがない人にとってもインドは危険なところ、治安が悪いところというイメージがあると思います。

そのイメージに拍車をかけたのが2012年に起こった世界でもニュースになったレイプ事件です。

デリーで運行している(実際は偽物だった)バスの車内で、インド人女子大学生が複数の男性からレイプをされ死亡に至った本当にひどい暴行事件です。

この事件は本当に痛ましく、当事者が予期できずいくら準備をしていても避けられないことだと思います。

このように避けられない事件もありますが、事前に準備しておくに越したことはありません。

私が思うに危険な目にあったり騙されたりする人は、事前に注意するべきことを注意していない人も結構多いのではないのかなと思います。

さいの
さいの
かくいう私もその1人です。(汗)

 

身の危険を感じた私のぼったくり体験

インドの町並み

私は、大学3年の春休みに初めてのインドに行くことになりました。

さいの
さいの
いつ思い出しても、当時の私は何も考えてないアホの子でした。これから話す話は今思うとツッコミどころがありすぎてさらすのが恥ずかしいです…

ただ、同じ目に合う人を減らすために晒した方が良いと思うので書きますね。

インドに行った目的は、NICE(ナイス)という団体がやっている国際ワークキャンプに参加するためでした。

国際ワークキャンプは何かというと、現地のNGOの活動のお手伝いをするといういわゆるボランティアのようなものですね。

私がいわゆる「騙された」のは、インドに着いた初日のこと。

ワークキャンプが行われるのは、ヒマーチャル・プラデーシュ州のダラムシャーラーという場所でした。

成田からインドのデリーに到着したのはワークキャンプが始まる何日か前で、ダラムシャーラーまでは個人で向かい現地集合というのがこのワークキャンプの決まりでした。

インド初日は、悪名高きパハールガンジ(当時はあまり知らなかった)の中ではちゃんとしたホテルを予約していました。ただ、ホテルのピックアップは頼んでおらずバスでホテルまで行こうと思ってました。

しかし、飛行機がインディラ・ガンジー国際空港に到着したのは確か夕方の17〜18時頃。地球の歩き方を片手にバスを探し乗り込みましたが、移動している間に外はどんどん暗くなりました。

ここまでの危険行為
  • 初日のホテルは予約する
  • ホテルの迎えを頼む(特に夜)
  • 土地勘がないのに、夜に移動しない
  • 土地勘がないのに、現地の人が使う複雑な公共交通機関を使わない
さいの
さいの
初めての国で、どれくらい所要時間がかかるかも大してわかってなくて外は暗くてランドマーク的なものも見えなくて…ってかなり危ないですよね

さて、困ったことにどこで降りるのかもよくわかりません。元々の想定では、バスに乗りニューデリー駅で降りたらホテルまでの道のりは簡単なのでそこで降りよう!と思って切符を切ってくれる人に駅で降ろしてほしいって伝えてました。けど、なぜか駅じゃなくて違うところで降ろされました。

降りた瞬間、「うわっ…やばい…ここどこ…暗い…」みたいな右も左もわからない絶望的な状況であることに気づきました。と思ったらすかさずそこに待機していたオートリキシャの運転手に話しかけられました

現在地もよくわからず周りも暗いので、他にどうすることもできず流されるままにオートに乗り込み、予約していたホテルに向かってもらいました。

道中、お祭りのような群衆を見ました。その後しばらくすると、運転手が細い道に入ろうとしました。

その時、細い道の入り口に立っていた1人の男が私達オートの前に立ち塞がりこう言いました。

インド人
インド人
今日はお祭りだからこの道は通れないよ!

いくらアホの私でも、これは嘘かもしれない。。だってお祭りでホテルに行けないって聞いたことあるし…そう思いました。

なので私も抗議してその道に行ってくれ、お祭りなんて嘘だろ、と言い返していたんですが言い合う内に道に立っていた男が

インド人
インド人
早く行けっていってんだろ!!!!!

と(多分)言いながらオートの運転手の顔を殴ってしまったのです。

私は驚くと同時に怖くなってもう何も言えなくなり…なんなら運転手にも同情し…運転手に「政府の観光案内所に連れて行くよ」と言われたので運転手に任せました。

「政府の観光案内所」に着くとそこは狭いスペースで、だらけているインド人が何人か座っていました。そして対応してくれたインド人スタッフは若くてイケメンでした。(落とし穴…)

運転手がスタッフに事情を説明したところ、そのスタッフもやはり「今日はお祭りだからね、ホテルはどこもやっていないんだよ」と言いました。

んなわけあるかよと思ってもアホの子の私は何も考えられず、イケメンスタッフに促されるまま市内の空いてそうな高級ホテルに電話をかけさせられました

後から振り返るとおかしなシチュエーションです。なぜ私が彼らの電話を使って、自分で高級ホテルに「今日部屋空いてますか…?」と聞いているのか…

今書きながら、なぜ予約していたホテルに電話をかけなかったのか?と思ったのですが、きっと私アホだったのでホテルの電話番号をメモしてなかったんですね。さらに、インド着いてから携帯もワイファイも使えてなかったので調べられなかった。。

ここまでの危険行為
  • 待機していたオートに乗ってしまった(大抵カモ待ち)
  • 予約したホテルの電話番号をメモしてない

思考が完全に停止した私は促されるまま何件かの高級ホテルに電話をかけましたが、どこも空いていませんでした。

また、私は会話の流れで、数日後にダラムシャーラーに行かなければならないとイケメンスタッフに話していました。

するとイケメンスタッフたちもだんだん私の処遇に困り果てたのか、最終的には彼らの手配したタクシーで一晩かけて約480km離れたダラムシャーラーまで行ってしまった方がいいぞと言われました。

私は、今晩泊まるところも行き場もなく旅の疲れもあったため憔悴しきっていました。

それが、ダラムシャーラーへ行くという解決策を手に入れたのですから助けてくれたイケメンスタッフに別れ際Thank you!と連呼をして、言われるがままタクシー代に3万ルピーを支払ってダラムシャーラーへ旅立ちました。

さいの
さいの
3万ルピー高いかなって思ったんですが、来たばかりでレートもそこまでわからずタクシーで行くんだから結構かかるよなとも思いそのまま払ってしまいました…

ちなみにデリーからダラムサラまでバスで行くと約250ルピーらしいです。爆

デリーを出発したのが夜の21時頃、ダラムシャーラーに着いたのが朝の8時とかだったと思います。

身の危険を感じたのは実はその道中。ダラムシャーラーまでの車内は運転手と私の2人だけ。もちろん運転手は男性です。

出発後うとうとして目覚めて辺りを見回すと…周りは明かり一つない真っ暗な山々に囲まれた一本道

私が乗っているタクシーのヘッドライトだけが一本道を照らして前に進んでいました。

さすがに心臓がバクバクしはじめました。

ここでやっと私は「やべえ、殺されてもおかしくない…大丈夫…?」と心配になり始めました。

さいの
さいの
今思うとほんとに危険な…レイプとかあってもおかしくないと思います。ほんと何もなくてラッキーだったと思います…

結果、運転手に脅されて金とられるようなことも、襲われるようなことも、変なところに連れて行かれるでもなく無事にダラムシャーラーにたどり着きました。

ここまでの危険行為
  • 現地通貨のレートも相場感も把握していない
  • 見知らぬ男性と夜に2人きりになることの恐ろしさをわかっていない

今回の体験をまとめると、1日分の宿代を捨て、彼らの常套手段に騙され、騙してきた彼らに3万ルピーもの大金を支払い、あげく感謝して、殺されても襲われても身ぐるみ剥がされてもおかしくない状態だったということです。

学んだこと

さて、ここまでの私のように数々の危険行為にして簡単に騙される人がいれば、それを見抜き騙されない人もいます。

一体、私の何がいけなかったんだろうか…いけないとこだらけだけど…orz

ということで、ここからは私が学んだことのシェアです。

事前に情報を収集すること

本を読んで情報を集める

実は、1番大事なのはこれかなと思っています。

一人旅ならなおさら、旅に出る前に情報を収集しておくことは本当に大切です。地球の歩き方だったり、ネットにある私はこう騙されたみたいなブログだったりをとにかく読みまくる。

そうすると、他人事で自分には起こらないと思っていたことが段々身近に感じられる。具体的な手法だったり、自分が騙されたらどうなるかという想像力もつく。想像すると自然と対策がしようという気になります。

実はわたしは当時、事前に地球の歩き方に載っているような騙された人たちの経験談などを全く読んでいませんでした。

なぜかというと、まあ自分は大丈夫だろうと200%根拠のない謎の自信を持っていたからです。でも、この謎の根拠のない自信は本当に必要ないです。

逆に、私がしっかりと騙された人たちの経験談を読み込んでいた場合は結果は変わったでしょうか?事前にその情報を持っていて自分にも起こりうる、そもそも騙される前提で考えていれば事前にホテルを予約していたかもしれません。

もちろん、例外もあります。冒頭で述べたように、そういった事情をわかっている地元の人でもレイプにあってしまったり、または暴力などで脅されてどうしようもできない人もいます。

それでも、事前に情報を集めることによって、特にデリーなどの観光客が大勢訪れる地域では騙してくる人が多いという心構えとその対応策を取るということができ、危険な目に合うリスクを減らすことは十分に可能だと思います。

リスクを想定して行動すること

夜のインドの街

上に書いたように、自分には何も起こらないだろう。そう思ってしまう人って結構多いと思うんです。特に私のように事前に情報収集していないとなおさら、リスクと言われてもどんなリスクがあるのかを想像できませんから。

私は、ぼったくられて以来何か選択を迫られた時や行動する時はその先にどんなリスクがあるか?を想像するようになりました。

例えば、道端でチャイを飲まないかと誘われても、商店街の大通りに面した店先で飲むなら何かされる心配は少なそう、とか逆に家に誘われたら外から誰にも見られない場所で睡眠薬を入れられるとか軟禁されるとかの可能性があるなとか。

道を歩いていてもマンホール万が一陥没することありうるからマンホールの上を歩かないとか…笑。

声をかけてくるインド人すべてを拒否していると、疑心暗鬼になりせっかくの旅も面白くなくなってしまうと思います。

なので、夜は出歩かない、道端で話が盛り上がっても相手の陣地に入らないなど自分でリスクを想定して一線を超えないようにするということが大事だと思います。

まとめ

以上、どなたかの参考になったら幸いです。

事前情報を集めましょう!

心構えをしましょう!

騙されることを想定して対策しましょう!

そうすれば、楽しい旅になると思います。