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【本まとめ】アドラーの嫌われる勇気【人間関係に悩む人へ】

夕暮れ

こんにちは、さいのです。

人間関係に悩む人、多いですよね。かくいう私も人間関係に悩んで潰れてしまうタイプです…そんな時に出会ったこの本で結構救われました。

ということで、今回はアドラー心理学の名著「嫌われる勇気」の今日から実践できるポイントを3つまとめてみました。

アドラー心理学 嫌われる勇気

嫌われる勇気は、2013年に出版されました。元々「アドラー心理学」という本の解説本として岸見一郎さんと古賀史健さんが執筆しました。2014年にはビジネス書ランキングの年間2位、2015年には1位を獲得し舞台やテレビドラマにもなり有名になりました。

嫌われる勇気を書いたアドラーという人は、フロイト、ユングと並ぶ三大巨匠の心理学者であり精神学者でもあります。簡単に説明すると、

三大巨匠の学説

【フロイト】
無意識論。人間の行動や発言は無意識下で行われるもので、無意識で持っている欲望とそれに対抗する自我という構造がすべての人間に成り立っているとした。

【ユング】
タイプ論。人間を「内向」「外向」×「思考」「感情」「感覚」「直観」で分け、自分がどれに当てはまるかを知ることによって、自分を活かすことができるとした。

【アドラー】
個人心理学。人間の悩みの全ては対人関係にあるとした。また、人は原因ではなく目的を持っていることによって特定の行動をとってしまうと考える。

参考:心理学の三大巨匠!フロイト・ユング・アドラーの学説を知る

上に参考URLを載せておいたので、さらに詳しく知りたい方は覗いてみて下さい。

今日から実践!アドラー心理学の要約

全ての悩みは対人関係にあるとするアドラー。この本嫌われる勇気では、「どうすれば人は幸せになれるか?」という哲学的な問いに対して、アドラーなりのシンプルな答えを提示しています。

アドラーに言わせると、誰もが客観的な世界ではなく自分の主観を通した世界に暮らしているとのこと。つまり、私達は常に客観的な事実に対して自分なりの解釈をして生きているということであり、解釈しだいでその世界は良くも悪くもなるということです。

ここでは、より幸せに生きるための解釈の仕方についてのポイントを述べていきます。

目的を変えれば、人は誰でも変われる

落ち込む人Photo by Pixabay from Pexels

アドラーは人は誰でも変わることができるといいます。トラウマも存在しません。

もし人が変われないのであればそれは過去の原因のせいではなくその人が変わりたくないという目的を持っているからだそうです。

例えば、私は昔いじめられていました。そのせいで、私は人と交友するのが苦手でそんな自分が嫌で変わりたいと思っているとします。ところが、アドラー心理学に言わせると、私が人と交友するのが苦手なのは過去にいじめられていた原因からではなく、人と交友したくないという目的があるから、過去にいじめられていたという話を持ってきているというのです。

そんなことない!って思いますよね。私も思いました…。考え方に耐性がつくまで時間はかかるかもしれませんが、私も今では理解できます。

課題の分離をすれば、人間関係は楽になる

喧嘩する男女Photo by rawpixel.com from Pexels

会社で働いていると、上司や同僚との人間関係にも悩みがたくさんありますよね。

すぐ怒る人や感情的な人がいたり、近くで人が叱りつけられているだけで気が滅入ってしまいます。そんな時、(自分のことは棚に上げて)あの人はどうしてあんな言い方をするんだろう(怒)とか、あの人はもっとマネジメントの仕方を学ぶべきだ!なんて思ったりしますよね…

アドラーに言わせると、これは他人の課題に踏み込んでしまっている状態なんだそうです。私の課題と他者の課題を区別することで人間関係の悩みも楽になるとアドラーは言っています。

例えば私が他人にどう思われるかというのも他者の課題に踏み込んでいることになります。相手が自分のことをどう思うかは相手の課題なので、私には関係ありません。私がどうしたいかという課題に取り組めばいいのです。

ここが、嫌われる勇気のタイトルにもあるように肝でもあると個人的には思います。

共同体の感覚を持てば、自分の居場所が見つかる

地球、世界Photo by Porapak Apichodilok from Pexels

アドラーは共同体感覚を持つべきとしています。共同体感覚とは、他者を仲間とみなしそこに自分の居場所があると感じることであるとしています。

これだけでは至極全うな意見ですが、アドラーはその共同体感覚の範囲は無限大と言っています。つまり、家族や会社だけにとどまらず、日本ひいては地球上の人類すべての共同体も含むということです。

そうすると何が起こるか。例えば会社で居場所がなくミスばかりしていて窮屈で苦しい、そんな場合でも家庭に戻ればその人は家族を養っている、はたまた買い物をすることで日本経済に貢献しているという視点を持つことができます。

このように共同体に対して何らかの貢献をしているという感覚を持つことで、自分はここにいていいんだ、という居場所を見つけることができます。

 

まとめ

以上、アドラーの心理学で日常生活に活かせそうなポイントを要約してみました。

アドラーは、人が変われないのは変わりたくないという目的があるからだと言いますが、私は少し懐疑的でもあります。なぜなら、少なからず過去の様々な経験により個人の行動や性質は影響をうけているからです。

ただ、それが分かった上でも私はアドラー心理学を学ぶ価値があると思っています。なぜなら大事なのは事実ではなく、現実世界で起こることにたいしてどう意味づけをするからだと思うからです。


もっと詳しく知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。